実家の跡地
子供の頃、祖父は亡くなる直前までビルが建つのを
楽しみにしていた。
祖父母の逝ったあと、親子でそのビルに住み。
角の西日の当たる場所が、元々はリビングルーム
だったが、一部の三畳程度の広さを
囲って私の部屋にリフォームしてもらった。
ちゃんと鍵のかかる部屋で。鍵は自分で持っていた。
家族の誰も勝手はいる事は出来ない。
鍵をかけてしまうとだけど・・
ビルは母親が暗くていやたった、という心の隙に
つけこまれた顧問税理士にだまされて、
売られてしまった。
今の所有者の方が手に入れる前にバブルで
すぐに転売され、転売のたびに値上がり。・・
買い戻したくとも全く手の届かない存在だった。
原宿によるたびに、ビルの自分が以前部屋だった
ところを眺めては残念とも悔しさともなんともいえない気持ちだった。
今、そのビルは取り壊され、結構広い空き地になり、
新しいテナントビルが造られようとしている。
« 絶愛・BRONZE | トップページ | 戻ってこない税金 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- まいったなぁ・・(2019.08.21)
- お届けが届いたので(2016.04.01)
- ずいぶん長く更新してなかったです(2016.03.13)
- いまさらですがー。おまけの案内もあり(2016.02.05)
- あけましておめでとうございます(2016.01.04)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント